借金を全部でいくら借りたか分からない・どこから借りたのか分からない時の解決法まとめ

スマホン
借金を全部でいくら借りたのか分からなくなっちゃった!
スマホン
色んな所からキャッシングしてるから、どこから借りてるか分からない
スマホン
夫が借金をした!けど、総額も借入先も分からない!

借金を重ねると、一体自分がいくら借りたのか、どの会社から借りたのか分からなくなってしまう事があります。

請求書をこまめに保管したり、借金の総額をネットで確認出来る状況なら問題ありません。

しかし、それすらも分からず、何から手を付けて良いのか分からない…

という場合は『信用情報機関』に問い合わせる必要があります。

借金の借入額はもちろん、最低でも『どの金融機関から借りたのか?』という事を明確にしないと、借金を合法的に減らす事ができる任意整理すら出来なくなってしまいます。

今回は、どこで何円借りたのか分からない人のための解決法を紹介します。

まずは金融機関からの請求書を確認しよう

後述しますが、借金の総額・借入先を一発で調べるなら、信用情報機関に問い合わせる方法が一般的です。

しかし、信用情報機関への問い合わせは提出する書類も多いですし、手数料も合計で3000円ほどかかってしまいます。

なので、まずは金融機関から送られてくる請求書をかき集めて、借入先の金融機関を調べましょう。

借入先の金融機関さえ分かれば『取引履歴の開示請求』という簡単な手続きで借金の各社総額が分かります。

金融機関に『取引履歴の開示請求』をしよう

取引履歴の開示請求は、各金融機関に電話で問い合わせる事で簡単に行なえます。

取引履歴には、元金残高という欄があります。
これが、その金融機関で借りている借金の総額になります。

一般的に、開示請求に必要な書類は下記の通りです。

・身分証明書のコピー
・開示請求の申込書(各金融機関により異なる)

手数料は一切かかりません。
郵送やFAX、店頭で申し込む事で、取引履歴を手に入れる事が出来ます。

スマホン
お金を借りている会社名さえ分かれば、借金の総額を調べるのは簡単だよ
ゴールドマン社長
お金を借りた可能性がある金融機関に、片っ端から開示請求をするのも1つの手だね!

借金をどこから借りたか分からない場合は、信用情報機関に問い合わせよう

スマホン
借金をどこから借りたか、さっぱり検討もつかない!

という場合は、最終手段として信用情報機関に問い合わせてみましょう。

信用情報機関とは、各金融機関を通して得られた個人情報(借金やローン返済の情報)を管理する機関です。

信用情報と聞くと、まずイメージするのがブラックリストですよね。

借金を滞納してブラックリストに載っちゃった! というのは、つまり信用情報機関に滞納のマークがついてしまう事を指します。

金融機関は、キャッシングを申し込まれたら、まず信用情報機関に問い合わせて、滞納マークや自己破産マークが無いか審査してからキャッシング可・不可を決定します。

信用情報機関というのは、公式の個人情報リストを管理する機関なのです。銀行や消費者金融を葉っぱとするなら、信用情報機関は根っこの部分です。

金融機関の大ボスが管理する借金の帳簿ですから、闇金や友人からの借金でない限り、信用情報機関に問い合わせる事で借入先を調べる事ができるのです。

問い合わせる信用情報機関は3つ

信用情報機関は、全部で3つあります。

・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
・日本信用情報機構(JICC)
・シー・アイ・シー(CIC)

以上の3機関です。

各金融機関によって利用している信用情報機関が異なるので、借金の借入先をすべて明らかにするためには、3社すべてに情報開示請求を行う必要があります。

必要な書類は、各信用情報機関によって異なります。

ここが面倒くさいところですね…。
一括でできればいいのですが、残念ながら共通しているのは

・身分証明書のコピーが必要
・住民票の原本が必要なので役所に行く必要がある
・手数料が1000円かかる

という事だけです。

早速、情報開示請求のやり方を紹介しますね。

情報開示請求に必要な書類

まずは、情報開示請求に必要な書類を先に用意しておきましょう。

1:身分証明書のコピー
2:住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のいずれか
3:定額小為替(1,000円)

3社分必要なので、すべて3枚ずつ用意しましょう。

身分証明書のコピーなら、忘れてもすぐに用意できますが、住民票や定額小為替は市役所や郵便局に行く必要があるため、忘れてしまうと二度手間です。

必ず、3枚必要だということを覚えておきましょう!

身分証明書のコピー

身分証明書は、運転免許証や健康保険証などのコピーを1種類用意しましょう。
身分証明になる書類は、下記のいずれかです。

・運転免許証

・運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)

・パスポート(現住所記載の面も)

・住民基本台帳カード(顔写真があるものに限る)

・個人番号カード(マイナンバーカード)(写真あり・おもて面のみコピー)
(注)「通知カード」は、本人確認資料に当たりません。

・在留カードまたは特別永住者証明書

・各種健康保険証(現住所記載の面も)

・公的年金手帳(証書)

・福祉手帳(証書)

・住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のいずれか

続いて、住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のうち1種類を手に入れましょう。

いずれも市役所で手に入れる事ができます。

取得するなら、住民票が最も簡単です。住民票は、例えば住所変更手続きをしていなくても、問題なく全国どの市役所でも取得出来ます。

昔は、本籍地がある都道府県の役所でしか取得出来ませんでしたが、いまは現住所が違っていても身分証明書があれば問題なく近隣の市役所で取得できますよ。

平日に市役所に行くことが出来ない場合は、代理人に依頼するか郵送で依頼しましょう。

定額小為替(1,000円)って何?どこで購入できるの?

定額小為替は郵便局・ゆうちょ銀行の『貯金窓口』でのみ購入することが出来ます。

郵便局は平日の午前9時から午後4時(一部郵便局は18時~20時)までの営業なので、営業時間内に購入する必要があります。

残念ながら、定額小為替だけは土日に購入する手段がありません。

定額小為替はメルカリで購入することも出来ますが、1000円×3枚はなかなか出品されていないので、郵便局に行かず用意するのは難しいです。

信用情報機関3社全ての手続きに必要なので、郵便局に行って1000円分×3枚をまとめて購入しましょう。

郵便局によっては18時まで営業しています。

平日18時まで貯金業務を行っている郵便局ゆうちょ銀行(東京都)
http://yubin.2-d.jp/c1/04.html

平日18時まで貯金業務を行っている郵便局ゆうちょ銀行:東日本(北海道・東北・関東・信越・北陸・東海)
http://yubin.2-d.jp/c1/06.html

平日18時まで貯金業務を行っている郵便局ゆうちょ銀行:西日本(近畿・中国・四国・九州・沖縄)
http://yubin.2-d.jp/c1/07.html

ただし、郵送ではなく信用情報機関の専用窓口で開示請求をする場合、定額小為替は必要ありません。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)は窓口がないので、最低1枚は必要ですが、他2社は窓口がります(平日のみ営業)。

専用窓口の場所は、公式ホームページにあるので、郵送で申し込むか窓口を利用するか、定額小為替を購入する前にチェックしておきましょう。

スマホン
専用窓口なら、定額小為替の代わりに手数料500円を払えばいいので、500円+郵送代+封筒代を節約できる!
ゴールドマン社長
でも、専用窓口が遠い場合は、交通費もかかるし待ち時間もあるので、基本的には郵送での開示請求がオススメですよ

必要書類が揃ったら、さっそく開示請求を3社それぞれに行いましょう。

1社目:全国銀行個人信用情報センター(KSC)の開示請求のやり方

まずは全国銀行個人信用情報センター(KSC)

情報開示請求の受付は『郵送のみ』です。

KSCのホームページから『登録情報開示申込書』をダウンロードして、プリントアウトしましょう。
下記、公式ホームページの中段にある『登録情報開示申込書(PDF)』をクリックして下さい。

・本人開示の手続き

直接入力用と、手書き用の2種類のPDFがありますが、オススメは直接入力用です。
こちらは、パソコンで記入した上で印刷できるので、間違えてもすぐに修正できます。

しかし、パソコンの扱いが苦手な人は、手書き用を印刷して手書きで申込書を書きましょう。

パソコンを持っていない場合は、ネットカフェや漫画喫茶を利用しましょう。

記入を終えたら、必要書類を封筒に入れます。

・登録情報開示申込書
・身分証明書のコピー
・住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のいずれか
・定額小為替(1000円)

以上、4点を漏れなく封筒に入れて、下記の送付先に送りましょう。

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会 全国銀行個人信用情報センター

返信用封筒は必要ありません。

借金の情報が記された開示報告書は「本人の現住所」に送られます。

住民票を前住所のまま放置していても問題ありません。
住民票がある住所は、現住所の下の欄に書く場所があるので、しっかり書いておきましょう。

ゴールドマン社長
必要書類の漏れや間違いがあると、情報開示報告書が来ないので、郵送する前に公式ホームページを今一度、確認しておこう!

2社目:日本信用情報機構(JICC)の開示請求のやり方

JICCへの開示請求のやり方は、KSCの時と同じです。

開示に必要なものは4つ

・登録情報開示申込書
・身分証明書のコピー
・住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のいずれか
・定額小為替(1000円)

登録情報開示申込書は、JICCのホームページから印刷して記入しましょう。
電話をして送付をしてもらうことも出来ますよ。

申込書が用意出来たら、用意した身分証明書のコピー、住民票、定額小為替(1000円)とあわせて封筒に入れて、下記の住所に送付しましょう。

送付先:

〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー17F
株式会社日本信用情報機構 開示窓口宛

JICCは窓口から開示請求が出来る

JICCはKSCと違って専用窓口が東京と大阪にあります。

東京窓口:

〒101-0042
東京都千代田区神田東松下町14 東信神田ビル2階

大阪窓口:

〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル6階

営業時間:
月~金(祝日・年末年始を除く)10時~16時

窓口の手続きに関して、公式ホームページもあわせて確認しておきましょう。

・ご本人の窓口での開示手続き(JICC)

東京・大阪近郊に住んでいる方は、直接、窓口に行って開示請求を申し込むことが出来ますよ。

窓口で開示を申し込んだ場合は、開示手数料が500円なので、郵送よりお得です。
その場で報告書が貰えるので、窓口が近い人は、窓口の利用も検討してみましょう。

ゴールドマン社長
窓口で開示請求を申し込む時も、身分証明書と住民票が必要だから、忘れないよう注意しよう!

3社目:シー・アイ・シー(CIC)の情報開示請求のやり方

最後はCICへの情報開示請求です。
こちらも、流れや必要書類は、他の2社と同じです。

用意する書類は4つ。

・登録情報開示申込書
・身分証明書のコピー
・住民票・戸籍謄本・印鑑登録証明書のいずれか
・定額小為替(1000円)

開示申込書は、CICの公式ホームページからダウンロードして印刷するか、電話をして送付してもらう事で入手出来ます。

印刷する場合は、下記の公式ホームページをクリックして、中段にある『信用情報開示申込書』をチェックしてください。

・信用情報開示申込書(CIC)

「申込書を作成する」というボタンを押せば、PCで申込書を作れますが、パソコンによっては表示されないので、そのボタンの下にある

手書用の「信用情報開示申込書」をご希望の場合は、こちらの開示申込書(PDF)を印刷してご利用ください。

という文章をクリックして、手書き用の信用情報開示申込書を印刷しましょう。

どうしても分からなければ、電話で申込書を郵送してもらいましょう。

3社目なので記入するのがもう嫌になっているかもしれませんが、グッと我慢して書きましょう。

申込書さえ用意出来てしまえば、あとは他2社と流れは同じです。

必要書類を封筒に入れて、下記の送付先に送りましょう。

〒160-8375
東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト15階
(株)シー・アイ・シー 首都圏開示相談室 宛

CICは窓口から開示請求が出来る

CICも専用窓口があり、窓口で開示請求をすることが可能です。

CICの専用窓口は全国にあります。

もし平日に行く事が出来るのであれば、窓口での手続きの方が安いので、そちらの利用も検討しましょう。
窓口の住所は、公式ホームページの『窓口一覧』をチェックしましょう。

・シー・アイ・シー(CIC) 窓口で開示

3社からの報告書を手に入れれば、借入先と借金総額が全て分かる!

以上の手続きを行うと、1週間ほどで開示報告書が各機関から送られてきます。

開示報告書には、借入先と各社の借金額のほか、滞納や破産などの金融事故も記録されています。

弁護士に依頼をして、借金を合法的に減らす『任意整理』の手続きにも開示報告書は役立つので、開示報告書を申し込むやり方をしっかり覚えておきましょう。

「なんか面倒くさそうだから、後で良いや」

と手続きをしないで借金を放置していると、利子によってどんどん借金がふくれ上がってしまいます。

借金を放置すると、どうなるのか? という話は下記の記事で書いています。

・借金を放置したらどうなる?消費者金融の催促と時効・差し押さえ裁判までの流れ

もし、借金総額が予想以上に多い場合は、任意整理をして借金を減らす事をオススメします。

任意整理のやり方、仕組みはこちらの記事で詳しく解説しています。

・借金を減らせる任意整理とは?仕組みからメリット・デメリットまで分かりやすく解説

ゴールドマン社長
借入先がわからないと、債務整理や借金の返済に不便だから、必ずチェックして記録しておこう!
スマホン
混乱しないためにも『おまとめローン』で借金を一本化するなどして、しっかり管理しようね!

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